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- ジムのトレーナーになりたいんだけど、具体的にどんなことをすればいいの?
- トレーナーになるための資格っている?
今回はこのようなジムのトレーナー志望だけど、具体的に何をしたらいいかわからないと言う方にトレーナーになるための近道。
NSCA-CPT資格についてご紹介します。
今現在トレーナーやインストラクターとして働いている人もキャリアアップにおすすめなのでぜひ最後まで目を通してみてくださいね。
トレーナーになるために必須の資格とは
ジムのトレーナーになるために、これがないとなれない。というような資格は存在しません。
つまり、資格なしでもトレーナー自体にはなれるのです。
しかし体育大学を出ているなど、専門の経歴等がないのであれば、トレーナーへの就職は難しくなります。
そこで最低限とっておいた方がいいとおすすめするのが、NSCA-CPT資格です。
NSCAとは
1978年にアメリカで設立され、1991年に日本でもNSCAジャパンとして誕生しました。スポーツをするすべての人の健康促進、アスリートの能力向上、傷害の予防を目的として活動を行なっています。
そして、NSCAには2つの認定資格があります。
- NSCA-CPT
- NSCA-CSCS
この2つの資格はトレーナーの国際資格としては最も有名な資格なので、トレーナー志望の方は取っておいて損のない資格と言えます。
しかしNSCA-CSCSはトレーナーの専門学校や体育大学で学ぶ必要があるので、時間もコストもかかります。
その点NSCA-CPTは高卒以上なら基本は受験資格があるので、未経験からのトレーナー志望の方はNSCA-CPTを取ることがおすすめです。
ということで続いては、今回紹介するNSCA-CPT資格の特徴を見ていきます。
NSCA-CPTの特徴
健康と体力のニーズに関して、評価・動機づけ・教育・トレーニングやコンディショニング全般の指導を行う、優れた専門的能力をもつ人材を認定する資格です。
NSCA資格認定試験
年齢や性別、経験などを問わず多くの人を対象に指導を行えるという特徴があります。
NSCA-CPTの受験資格
NSCA-CPTには受験するための条件が存在します。
その条件に当てはまるか確認してみましょう。
✔受験資格
- 高卒以上
- NSCAジャパン年間会員
- 満18歳以上
- 有効なCPR/AEDの認定者
NSCAジャパン年間会員には、
- 正会員
- 学生会員
の2つがあり、年会費を払うことで加入できます。
会員 | 年会費 (税込み) |
---|---|
正会員 | 13,200円 |
学生会員 | 11,000円 |
学生会員の方が割安なので、現在学生の方は必ず学生会員に入会しましょう。
有効なCPR/AEDの認定者の「有効な」とは
- 講習内に実技評価がある
- 傷病者が成人
この2つに当てはまると有効とされます。
つまりオンラインのコースでは有効とされません。
しかし新型コロナウィルスの影響で一時的にオンラインコースでも有効となる場合があるので、詳しくはこちらをご覧ください。
NSCA-CPTの受験料
受験料は税込46,000円です。
もしも試験に落ちた場合は再度受験料を払う必要があります。
その際、受験日と受験日の間隔を90日以上開けないという決まりがあるので注意が必要です。
※再受験の回数は無制限に行えます。
NSCA-CPTを取るとなれる職業
ではこの資格を取ると具体的にどのような職業に就けるのかをみてみましょう。
- パーソナルトレーナー
- ジムトレーナー
- フィットネスインストラクター
- スポーツ指導者
基本的にこれらの職に就きたい方は取っておいて損のない資格です。
そのほかにも
- 理学療法士
- 柔道整復師
の方が取得されることもあるそうです。
とりあえず未経験からトレーナーやインストラクターになりたい方におすすめの資格とは言えます。
NSCA-CPTを取るための勉強法
続いてはNSCA-CPT資格を取るためのおすすめ勉強法をご紹介します。
始めに、資格勉強となると以下のような選択肢があると思います。
- 公式の教材で学ぶ (独学)
- 専門スクールで学ぶ
NSCA-CPTは独学でも合格できる?
まず第一の選択肢としては、NSCAが公式で販売している教材で学ぶことです。
教科書と問題集だけでもかなりの量あるので、この教材で勉強すれば受験範囲は抑えられます。
ちなみに教科書と問題集は公式のショップから購入でき、合計で21,780円(税込み)です。
テキスト | 一般価格(税込み) | 会員価格(税込み) |
---|---|---|
教科書 | 13,200円 | 11,880円 |
問題集 | 11,000円 | 9,900円 |
しかしかなりの量がありかつ広範囲なので、勉強が苦手と言う方には一人で対策するのはかなり大変だと思います。
そこでおすすめするのが専門スクールです。
専門のスクールだと独学では実践できない、実技を教えてもらえたり、同じ志を持った仲間と切磋琢磨できるので十分なメリットが得られます。
自分一人じゃなくてプロの先生に教えてもらえるので吸収も早いでしょう。
一人での勉強に行き詰まったら専門のスクールに通うのもおすすめですよ。
ASPトレーナースクールならNSCA-CPTの合格率が100%のトレーナー養成に優れたスクールです。
\ NSCA-CPT合格率100%/
NSCA-CPTの合格率は何%?
それでも自分は独学で合格したいという人のための参考になるためにNSCA-CPTの合格率も一緒に紹介しておきます。
公式では発表されているNSCA-CPTの合格率は約65%です。
これを高いと見るか低いと見るかは人それぞれですが、独学となるとさらに合格率が下がることは覚悟しておく必要があります。
実際公式の教科書は1冊で748ページあり、受験対策がかなり大変です。
受験費用も安くはないので、数カ月間みっちりと勉強する必要があります。
その他トレーナーになるためにあるといいかも?な資格
NSCAの資格以外にもトレーナーにとってあると便利な資格があります。
個人的におすすめするのが
- 筋トレスペシャリスト
- トレーニングサポーター
- 筋トレインストラクター
これらはNSCAの資格に比べると優先順位は落ちますが、資格取得までの難易度はかなり低めです。
NSCAの資格を取る前に挑戦してみるのもいいのではないでしょうか。
↑こちらの記事でも紹介しています
NSCA-CPTの特徴まとめ
今回はNSCA-CPTの特徴や受験の概要を紹介してきました。
NSCA-CPTの概要を改めてみてみましょう。
- 老若男女幅広い世代に対して指導を行える知識と技術があることを証明できる資格
- 専門学校や大学に出ている必要がなく、未経験からでも取得可能
- トレーナーを目指す人にとって登竜門的資格
トレーナーになりたいと思っている方は取得しておくべき資格といえます。
トレーナーを始めるために何から始めていいか分からないという方もここからとりあえずここから始めてみるのもいいのではないでしょうか。
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