この記事は1months前に書かれたもので、情報が古い場合があります。
筋トレで体を動かすのは科学的にも証明されている健康に良い習慣です。
しかし、陥りがちな落とし穴も存在するのを知っていますか?
今回は筋トレがもたらす健康に悪い影響について解説していきます。
間違った努力で体に悪影響を及ぼさないためにも、正しいトレーニング方法を学んでいきましょう。
前提として筋トレは健康に良い
大前提として筋トレは健康にはとても良い運動です。
トレーニングすることで、筋肉量の増加や体力の増加が見込めます。
筋肉量が増えることで代謝も良くなり、痩せやすく太りにくい体も実現できるでしょう。
このように、筋トレをすることはメリットが大きく健康に良いというのが常識ですが、間違ったトレーニングは逆に健康を損ねてしまう場合があります。
続いては間違った筋トレで引き起こされる影響について見ていきましょう。
間違った筋トレが健康に悪いと言われる理由
間違った筋トレが健康に悪いと言われる理由は以下の通りです。
- 激しいトレーニングは免疫低下を引き起こす
- 関節や靭帯の故障を招く可能性がある
- バランスの悪い筋肥大によって姿勢が悪くなる
- 活性酸素を発生させ老化が進む
詳しく見ていきましょう。
激しいトレーニングは免疫低下を引き起こす
適度な運動は免疫力を高めてくれ、風邪や病気に強い体を作ってくれます。
しかし、アスリートばりの激しいトレーニングとなると別です。
激しいトレーニングは免疫低下を引き起こし、風邪などの病気にかかりやすくなってしまいます。
とある論文では普段運動をしない人、適度に運動をする人、激しい運動をするアスリートに分けて風邪の発症率を調べたところ、激しい運動をするアスリートが一番風邪をひきやすいという結果が報告されました。
これは強度のトレーニングをすることで運動ストレスが溜まり、粘膜免疫が低下することが原因とされています。
このことからも、限界を超えるような激しい運動は控えた方がいいということが分かります。
関節や靭帯の故障を招く可能性がある
激しい運動を続けることで引き起こされるのが、関節や靭帯の痛みです。
スポーツ選手にこれらの部位の故障が多いのは、運動強度に体がついていけないからでしょう。
酷くなると慢性的な膝の痛みなど、日常生活に支障をきたす場合もあります。
少し痛みを感じたらトレーニングはお休みしたり、病院で検査してもらうなど決して無理をしないことが大切です。
バランスの悪い筋肥大によって姿勢が悪くなる
筋肉は全身にバランス良くつくことで美しく見えます。
しかし、ある一定の筋肉のみを鍛えた場合に体の筋力バランスが崩れ、姿勢への影響が出てくるケースがあります。
ボディビルダーのような筋肉美は全身の筋肉がバランスよくついていることで実現されるのです。
体を鍛える際は、なるべくすべての筋肉を鍛えてバランスのいい体つきになるように意識してみるのが良いでしょう。
活性酸素を発生させ老化が進む
激しい筋トレを続けていると、活性酸素が多く発生します。
活性酸素は、大量に発生すると体の中の正常な細胞に攻撃を開始し、酸化という現象が引き起こされます。
この酸化という現象によって老化が進むと言われています。
しかし、老化が進むほどの影響を出すことはなかながないので、基本気にする必要はないでしょう。
しかし、かなりハードなトレーニングを長期間続けていると、疲労やそのほかたくさんの影響によって老化が進むことは否定できません。
精神を削るようなトレーニングは控えるようにしましょう。
まったく筋トレをしない運動不足は健康に悪い
筋トレのやりすぎはNGですが、逆に筋トレをまったくしない運動不足さんもNGです。
運動不足になると代謝が悪くなり、肥満の原因にもなります。
1日10分からでもいいので、ウォーキングなどで体を動かす習慣をつけることが健康への第一歩です。
将来寝たきりにならないためにも、適度な運動をすることをぜひ心がけてくださいね。
筋トレが健康に悪いと言われる理由についてのまとめ
今回は筋トレが健康に悪いと言われる理由について解説してきました。
最後に本記事の内容を振り返ってみましょう。
- 適度な運動は健康に良いが、やりすぎは健康に悪影響の場合がある
- ハードな筋トレが健康に悪いと言われる理由
- 激しいトレーニングは免疫低下を引き起こす
- 関節や靭帯の故障を招く可能性がある
- バランスの悪い筋肥大によって姿勢が悪くなる
- 活性酸素を発生させ老化が進む
前提として、筋トレは健康に良いものなのでみなさん進んでやってもらうのを推奨します。
しかし、やりすぎなトレーニングは怪我や健康を害する可能性があるので、のめり込みすぎないように気をつける必要があるでしょう。
何事もほどほどで頑張りましょう!
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