この記事は1months前に書かれたもので、情報が古い場合があります。
ダイエットには有酸素運動が必要?
無酸素運動は必要ない?
そもそも有酸素運動と無酸素運動の違いって?
今回はこのような疑問を解決していきます。
さつば
筋トレ歴2年半、ジム歴2年の筋トレマニア
筋トレ、ダイエットについて情報を発信しています
正しい運動を行うことでダイエットの効果を上げることができますよ。
有酸素運動と無酸素運動の違い
有酸素運動と無酸素運動の違いは運動の強度と運動時のエネルギーの違いにあります。
では細かな違いを一つずつ見ていきましょう。
有酸素運動とは
有酸素運動とはランニングやジョギングなどの小から中程度の負荷で長時間、継続して行える運動のことを言います。
有酸素運動は体内の酸素を使って脂肪と糖をエネルギーに変えてくれる特徴があります。
酸素を必要とするため、有酸素運動という名が付けられているのですね。
有酸素運動は体内の酸素を使って、脂肪をエネルギーにしてくれるため脂肪燃焼効果があるとされており、ダイエットをする際には欠かせない運動となっています。
無酸素運動とは
無酸素運動の例としては筋トレが挙げられ、筋トレでバーベルを挙げるときのように、瞬発的に大きな力を発揮する運動のことを無酸素運動と呼びます。
無酸素運動のエネルギー源は糖なのですが、このエネルギーを作り出す際に酸素を必要としないことからその名がついています。
無酸素運動は酸素を使わないので脂肪を燃焼させる効果はありません。
そのかわり筋力UPや筋肥大に効果的な運動となっています。
ダイエットをするなら有酸素運動、無酸素運動の両方を取り入れよう
上の説明からダイエットをする場合は有酸素運動が適していると思われるはずです。
もちろん脂肪燃焼効果のある有酸素運動をするのはダイエットには不可欠な運動です。
しかし、有酸素運動だけでなく無酸素運動も組み合わせることで更に大きなダイエット効果が期待出来ます。
ダイエットに無酸素運動を取り入れた方がいい理由
確かに無酸素運動には脂肪燃焼効果はありません。
しかし無酸素運動に代表される筋トレを行うことで体の筋肉量が増え、基礎代謝を上げてくれる効果があります。
基礎代謝が上がることで痩せやすく太りにくい体が出来上がります。
逆に筋肉量が少ないと基礎代謝が下がってしまいます。
特にダイエット中は過度な食事制限や有酸素運動で、脂肪だけでなく筋肉も痩せ細ってしまいます。
その結果いくら頑張っても体重が落ちないという事態になることもあります。
そのため、ダイエット中は有酸素運動と並行して無酸素運動も取り入れるようにしましょう。
無酸素運動→有酸素運動の順で行おう
有酸素運動と無酸素運動を行う際は必ず無酸素運動から行うようにしましょう。
✔無酸素運動から始めた方が良い理由
②有酸素運動から行うと無酸素運動を行う前に疲労を溜めてしまう
✔無酸素運動をすることで成長ホルモンが分泌される
無酸素運動である筋トレを行うと成長ホルモンが分泌されるのですが、この成長ホルモンには脂肪燃焼効果があるのです。
その他にも先に筋トレをすることで成長ホルモンの影響で基礎代謝が上がりその後の有酸素運動の効果を上げてくれる働きがあります。
そのため有酸素運動をする前に筋トレをする方が効率がいいというわけですね。
✔有酸素運動から行うと無酸素運動を行う前に疲労を溜めてしまう
基礎代謝を上げるには筋肉量の増加が不可欠です。
筋肉量を増やすには筋繊維の破壊と再生を繰り返す必要があります。
この筋繊維の破壊には筋トレで筋肉を十分に追い込む必要があるのですが、先に有酸素運動をしてしまうと疲労から筋肉に対して十分な負荷をかけられない状況ができてしまいます。
そうなると十分な筋肉の合成ができなくなるので、筋トレは体力がある有酸素運動の前に行うようにしましょう。
有酸素運動は20分以上行おう
有酸素運動は酸素をつかって脂肪と糖をエネルギーに変換する働きがあるという話をしました。
実は有酸素運動を20分以上行うと脂肪をエネルギーに変換する割合が高くなるということが分かっています。
では20分未満の有酸素運動には脂肪燃焼効果は期待できないのかというとそういうわけではありません。
5分や10分の短時間の有酸素運動でも脂肪は燃焼してくれるので僅かな時間でもランニングやジョギングをするのを習慣化するようにしましょう。
筋トレ後にはプロテインを飲もう
筋トレ後のプロテインは、筋肉を大きくしたいマッチョな人が飲んでいる印象がありますよね。
しかしダイエット目的の方であってもプロテインは飲むべきなのです。
そもそもプロテインとはなんなのでしょうか?
プロテインを直訳すると「タンパク質」になります。
タンパク質は筋肉を合成するために非常に重要な役割を担っています。
このタンパク質が体内で不足していると筋肉が合成できないばかりか、足りないタンパク質を補おうと今ある筋肉を分解してエネルギー源としてしまいます。
その結果筋トレをしても筋肉量が下がるということも珍しくありません。
そこで足りないタンパク質を補うためのサプリメントがプロテインということですね。
たまに筋肉増強剤のような危ないものだと思われている方もいらっしゃいますが、プロテインは安全で健全なので安心してください。
プロテインの選び方についてはこちらの記事を参考にしてみてください↓
プロテインの種類について。目的に合わせたプロテインを選ぼう!
まとめ
今回は有酸素運動と無酸素運動の違いについて取り上げました。
それでは今回の内容を振り返ってみましょう。
・小から中程度の負荷で断続的に行える運動
・酸素を使って糖と脂肪をエネルギーに変える
✔無酸素運動
・瞬発的に大きな力を発揮する高負荷な運動
・糖をエネルギーに変える
✔ダイエットをするなら無酸素運動→有酸素運動の順で行う
有酸素運動と無酸素運動の特徴を把握して運動を行うことでダイエットの効果を増幅させることが出来ます。
この記事を参考に効率のいいダイエットをしてくださいね。
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